Quantcast
Channel: 初心者の果樹栽培|庭植え鉢植えで大収穫
Viewing all 660 articles
Browse latest View live

ウメの木の剪定方法

$
0
0

ume.jpg
ウメは、上手に剪定すると花も実も楽しめます


ウメ(梅)はとても芽をふく力が強い樹木です。
ですので本来は1年のどの季節に枝を切っても、新しく芽が伸びてきます。

ただし、適切な時期に適切な剪定を行わないと、
花芽を誤って切り落としてしまったり、
花芽のつきにくい枝ばかり残すことになるので注意が必要です。

ウメの実を多く実らせるのに、剪定は大切な作業です。

剪定の適期は2つあり、1つは7月頃の夏剪定。
もう1つは落葉中の12月~1月に行う冬剪定です。 

剪定と聞くと難しそうに思うかもしれませんが、
ポイントをしっかりと押さえれば、さほど難しいことはありません。

何年か剪定を繰り返して経験することで理解も深まりますので、
一度失敗したからといって諦めないようにしましょう。


[ウメの木の剪定方法]


■ウメの木 夏剪定

ウメの花芽分化は7月下旬~8月といわれています。
その花芽分化の前に、剪定を行うことで、
花芽ごと落としてしまうのを防ぎます。

また、梅雨や夏の高温多湿の環境の中、
枝が混みあっている場所があると、蒸れて枯れこんだり、
病害虫の原因になることがあります。

枝が混みあっている場所は間引き剪定を行い、
風通しと日当たりをよくしておきましょう。

どの枝でも切って良いというわけではないので、
切る枝を厳選して、無駄に切らないようにしましょう。


夏剪定で切る枝には、いくつか種類があります。


totyoeda.jpg
1. 徒長枝
上を向いて勢いよく伸びる枝です。
ウメはこの徒長枝には花芽をつけにくい上、
枝を伸ばすことに力を使ってしまうので根元から切り落とします。


hikobae.jpg
2. 株元から伸びている枝
木の株元から伸びてくる枝(ヒコバエ)は、
不要な養分を奪って株を消耗させてしまう怖れがあります。
不要な枝ですので、根元から切っておきましょう。


kurumaeda.jpg
3. 枝が混みあっている場所
枝が混みあっている枝(車枝)は、葉が茂っている春から秋に、
株の中心に日がうまく当たらなくなってしまうことがあります。

風通しも悪くなるので、不要な枝を根元から切ってすっきりさせましょう。
交差している枝、内側に向かって伸びている枝は、
そのまま伸ばしていると枝が混む原因になるので根元から切りましょう。

それでもまだ枝が混んでいる場合は、
細く弱い枝などを間引き剪定し、風通しをよくしておきます。

4. 枯れた枝
もし枯れたようになった枝や、
病害虫にすでに侵されている枝があったら切っておきましょう。


■ウメの木 冬剪定

冬の剪定は、ウメの剪定でもメインの剪定になります。
この時期に適した剪定をすると、結実も良くなります。

落葉期の冬季に行うことで、葉芽や花芽の区別がつきやすく、
樹形を見ながら剪定できるので、好みの樹形に仕立てやすくなります。

冬剪定で切る必要のある枝です。

1. 徒長枝
夏剪定では根元から切るだけですが、
不要な徒長枝と残す徒長枝がある場合、切る場所が異なります。

不要な徒長枝の場合は、夏剪定と同じように根元から切ります。
徒長枝であっても、翌年も残しておく場合は、
10芽ほどを残すか、枝の長さの半分ほどに切るようにします。

あまり短く切り戻すと、さらに強い枝が出てしまうので、
切る場所には注意することが大切です。

2. 枯れた枝
枯れている枝や、病害虫に侵されている枝は、切っておきましょう。

3.株元から伸びている枝
株元から伸びてくる細い枝は、
不要な枝ですので根元から切っておきます。


naikoeda.jpg
4.混みあっている枝
夏剪定と同様に、枝が混みあっている場所は、間引き剪定を行います。
交差している枝や株の内側に向かって伸びている枝(内向枝)は、根元から切ります。

5.新しく伸びた枝
春以降に新しく伸びた枝の先を、三分の一ほど軽く切り返します。
切り返すことでまた新しい枝が伸びます。

1か所から何本も新しい枝が伸びている場合は、
勢いのある1本か2本を残し、弱いものを切るようにします。

6.古い枝
花をつけるようになって3年ほど経った枝は、
古枝となってしまい、花付きがだんだん悪くなってきます。

古枝になってからは花付きが良くなることはないので、
根元で切って枝の更新をするようにしましょう。


■剪定位置の見極め方

ウメの枝を切る際、根元から切る場合は良いのですが、
枝の途中で切る場合は、芽の方向に注意する必要があります。

枝をよく見ると、芽には方向があり、
外側(下)を向いているものと、
内側(上)を向いているものがあります。

芽はそれぞれの方向に伸びる性質があるので、
外側を向いている枝は下~横向きに伸び、

内側を向いている枝は上に向かって伸びようとします。
上方向に伸びる枝は、徒長枝になりやすく、
徒長枝は花付きが悪くなりがちなので、
できるだけ外側の芽のすぐ上で切るようにしましょう。 

■参考
・ウメの育て方 庭植え|自家受粉品種で栽培を楽に
・ウメの育て方 鉢植え|仕立て方で高収穫に栽培


アブラムシ 生態と防除

$
0
0

aburamusi003.jpg
アーモンドについたアブラムシ


アブラムシは、アリマキ(蟻巻)ともいいます。

国内のアブラムシは700種類以上いるといわれています。
この中で害となるアブラムシは30種類ほどいます。


[アブラムシ 生態と防除]


■アブラムシの生態

アブラムシは主に吸汁性の害虫です。

アブラムシの被害には、直接的な被害と間接的な被害があります。 
直接的被害は吸汁被害で、
間接的被害は吸汁が原因でウィルスに感染したり、
アブラムシの排泄物に病原菌が繁殖したりします。

アブラムシは特定の植物にだけ寄生する種類や
多くの植物に寄生する種類など様々ありますが、
どの植物にも複数の種類のアブラムシが寄生することが多いのです。

またアブラムシは種によって寄生する部位にも違いが見られます。

アブラムシは幼虫も成虫も加害します。
成虫の体長は3mm前後で、体色は濃い緑~淡い緑、赤系、黒、
茶系など変化に富んでいます。

1体を肉眼で判断するのは難しい害虫ですが、
幼虫や成虫が入り混じって群棲(コロニーを形成)しているので、
個体群として見つけやすい害虫です。

アブラムシの加害部位は、植物体地上部であればどこでも寄生しますが、
主に新梢、新葉や花蕾などに群がって汁液を吸収します。

ウメなどに寄生すると、葉が巻いたり、
サクラ、ウメ、モモなど果樹に寄生すると、寄生部位にコブができたり、

葉が縮れたり、葉が巻いたり葉が枯れるなどして
大発生するとさらに被害が大きくなります。

アブラムシの発生しやすい条件は、晴れ間が続いて雨の少ない年ですが、
暑すぎる時期は数が減る傾向にあり、種類にもよります

梅雨明け後の暑くなりかけた乾燥した時期や、
初秋の暑さがひと段落した乾燥した時期に多発する傾向があります。


aburamusi (1).jpg
多発する前に駆除したいです


■アブラムシの形状

アブラムシは翅のあるタイプを有翅型、翅のないタイプを無翅型とに分けます。

無翅型胎生雌虫と幼虫は、葉上で群棲寄生します。
アブラムシの群棲を見つけたときに、見られる形態です。

無翅型のアブラムシは単性生殖でしかも胎生なので、
増殖率は他の害虫よりも抜きんでています。

有翅型胎生雌虫は季節が変わって寄主植物を換えるときと
群棲が過密になって分散が必要になったときに現れます。

アブラムシは卵態か成体で越冬して春まで過ごします。

寄主植物を季節的に変える移住型のアブラムシがほとんどですが、
寄主植物を変えない非移住型の種もいます。


aburamusi001.jpg
アリとアブアムシは共生しています、アリがたくさんいたらアブラムシもいるとのことです


■アリとアブラムシ

アブラムシの蟻巻は当て字です。
アリマキは蟻の牧場という意味があります。
この意味からも推察できますが、
アリがアブラムシを飼っているように昔の人は思えたのでしょう。

アリはアブラムシの甘い排泄物をもらいに来ます。
アブラムシは排泄物をアリに与える代わりに、
天敵のテントウムシをアリに追い払ってもらいます。 

このアリとアブラムシの関係のような
異なる生物種が同じ場所で生活することで、
互いの利益になる関係を、「相利共生の関係にある」といいます。


namitentou.jpg
近日、園芸仲間でナミテントウが好まれています


■アブラムシの天敵

アブラムシの天敵は
テントウムシ(ナミテントウ)だけではありません。

カゲロウの幼虫やヒラタアブ、オンシツツヤコバチなどの、
寄生蜂などもいます。


■アブラムシの防除

アブラムシは寄主植物が多い害虫で雑草や果樹にも寄生します。
果樹が抵抗力を備えるよう元気に育てるのが、一番ですが、
防除法も試してみてください。

・除草
雑草は繁殖源になりうるので、こまめに除草します。
除草したり抜き取った植物は、放置せずに早めに処分します。

大量発生後の防除は手遅れなことがあります。
発生初期に徹底防除を行います。

・黄色、シルバーを使う
有翅型アブラムシは鮮やかな黄色が大好きなので、
黄色い粘着テープを利用して捕殺します。

アブラムシは太陽光が苦手です。
太陽光を反射するシルバーマルチシルバーテープなどを、
利用して寄り付かせないようにします。

・コンパニオンプランツを植える
太陽光だけでなく、アブラムシには苦手な植物もあります。
アブラムシの苦手な植物を果樹の側にコンパニオンプランツとして、
植えて寄せ付けない方法もあります。

アブラムシの苦手な植物は、
ガーリック、月桂樹、バジル、チャイブ、フレンチマリーゴールド、
ミント、レモンバーム、ローズマリーなどです。 

どの植物をコンパニオンプランツとするかは
果樹の大きさやコンパニオンプランツの特徴(一年草、宿根草)などを、
考慮して決めていきます。

・牛乳スプレー、木酢液、「粘着くん」などを使う

もしも農薬を使用するときは、説明書をよく見て、安全に使います。

ユスラウメの育て方 庭植え|剪定のコツを覚えて収穫アップ!

$
0
0

yusuraume2.jpg
ユスラウメの美しい実


yusuraume1.jpg
花も楽しめる


ユスラウメ(桜梅)は江戸時代に日本に入った果実で、
白い花と赤い実が美しいので、主に盆栽として楽しまれてきました。
暑さ寒さに強く、丈夫なので、とても育てやすい果樹です。

ユスラウメには、赤い実のほかに、
やや大きな実をつける白実種もあります。
果実はサクランボに似ていますが、
味もサクランボに似ていて、薄甘くて酸味が少ない味がします。
生で食べるほかに、果実酒などに利用されます。


[ユスラウメ 庭植え育て方]

栽培条件品種選び方
・栽培条件

ユスラウメは暑さ寒さには強く、
日本各地で育てられますが、
多湿と日照不足には非常に弱いです。

水はけの悪い場所や地下水位の高い場所に、
植えつけると根腐れを起こしやすいので、
水はけのよい場所に植え付けることが大切です。
水はけさえよければ、土質は選びません。

・品種選び
淡紅色の花が咲き赤い実がなる「赤実種」と、
白い花が咲き実も白い「白実種」がありますが、
品種として区別されていません。


植え付け時期場所
・植え付け
ユスラウメの植え付けは、12月~3月に行います。
植え付ける前に、水はけが良くなるように、
腐葉土や堆肥を多めに入れて、
土壌改良をしておくとよいでしょう。

植え付けたら、40~50cmの高さで剪定します。

乾燥気味に管理し、特に水やりの必要はありません。

植え付け場所
日光がよく当たり、水はけが良ければ、
土質は、とくに選びません。


yusuraume001.jpg
樹は開帳性の2~3mに仕立てると花もよく鑑賞できます


仕立て方剪定から収穫まで
・仕立て方
主枝を2~3本に仕立てるとよいでしょう。

・剪定
剪定は1月頃に行います。

植え付けてから3年目までは、新梢の先端を1/3ほど切り詰めます。
このとき、外側を向いた芽の上で切るようにすると、樹形が整います。
根元から出る芽(ひこばえ)は、基から切ります。

4年目以降は、主枝の先端部の小枝を間引き、
樹の内部にまでよく日が当たるようにします。

内部まで日が当たることにより、
樹の内側でも実をつけるようになります。

また、古くなった枝や徒長枝、弱った枝、ひこばえなどは、
間引いたり、切り返したりします。
さらに大まかな整枝を行い、樹冠が大きくなり過ぎないようにします。

・施肥
毎年10月に、元肥として乾燥鶏糞、油かす、化成肥料、硫酸カリの、
混合肥料を施します。


yusuraume002.jpg
樹が元気だと多く結実するので、摘果します


摘蕾摘果
ユスラウメはよく結実するので、
実つきの多い部分は適宜摘果しましょう。

・収穫
6月上旬頃に収穫します。
白実種は赤実種に比べて熟したことが分かりにくいので、注意しましょう。
白実種のほうが赤実種より若干成熟が遅いです。

>>ユスラウメの苗を見てみる

ユスラウメの育て方 鉢植え|栽培は摘果でおいしい実を

$
0
0

yusuraumeA.jpg
ユスラウメのかわいい実


ユスラウメは細い枝に鈴なりにつく実が愛らしく、
江戸時代から盆栽などで親しまれてきました。

ユスラウメには薄紅色の花が咲き赤い実がなる
「赤実種」と、白い花が咲き白い実がつく「白実種」がありますが、
赤、白両色の根元寄せで植えるのもキレイですね。


[ユスラウメ 鉢植え育て方]

植え付け時期場所

植え付け管理
3月に、5~10号鉢に水はけの良い用土で植え付けます。
赤玉土(小)6:腐葉土3:川砂1の割合で、
混合した用土がよいでしょう。

根を広げるようにして植え付け、
20~30cmの高さで切り詰めます。

1年おきに植え替えます。


yusuraumeB.jpg
ユスラウメ、花も楽しみ


仕立て方剪定から収穫まで

・仕立て方
模様木風か、スタンダード仕立てがよいでしょう。
ユスラウメの枝は曲げやすいので、
6月~7月に針金をかければ、
様々な樹形にすることができます。

・剪定
12月~1月に行います。
小枝を間引き、日当たりと風通しがよくなるようにします。

・水やり
ユスラウメは過湿を嫌うので、乾燥気味に管理します。

・施肥
植え付け1ヵ月後と、1月~2月、8月下旬~9月上旬に、
それぞれ玉肥を3~4個、鉢の縁に埋め込んであげます。

摘蕾摘果
鉢全体で20~30果を目安にします。

・収穫
6月上旬頃、実につやが出てきたら収穫しましょう。

ユスラウメの皮は薄く、果肉はやわらかいので、
果実をつぶさないように気をつけます。
すぐに傷んでしまうので、
収穫後は早めに食べるか、加工します。

赤実種でジャムを作ると鮮やかな赤に、
果実酒を作るとピンク色になり、
たいへんおいしく美しいのでお勧めです。

>>ユスラウメの苗を見てみる

グミの育て方 庭植え|ジベレリン処理で結実アップ!

$
0
0

gumi1.jpg
グミの結実


近所の庭に栽培されているグミの実をつまみ食いした思い出は、
多くのかたが持っているのではないでしょうか?

グミは日本の山野にも自生しているため、
日本の風土に適していて、丈夫で育てやすく、
手がかからないので家庭栽培に適した果樹です。

また、グミの実は皮が薄く、変質しやすいので、
市販されることはほとんどありません。
家庭栽培でしか味わえない果実といえます。


[グミ 庭植え育て方]

栽培条件品種選び方

・栽培条件
グミは乾燥や雨・風に強く、丈夫で育てやすい果樹で、
栽培にもあまり手がかかりません。
日当たりと排水さえよければ、
荒地や砂地などのやせ地でも栽培できます。

・品種選び
グミには、落葉性と常緑性のものがあります。
常緑性のグミは、秋に開花して冬を越し、春に実が熟します。
落葉性のグミは、春に開花して初夏に実が熟します。

園芸種として販売されているグミは、
耐寒性のある落葉性の種類が多いです。
園芸種のグミを購入すれば、北海道でも栽培は可能です。

家庭栽培には、実が大きく、
甘味も強いビックリグミ(ダイオウグミ)が一般的です。


gumi2.jpg
グミの仲間、サンシュユ


植え付け時期場所

・植え付け
落葉性のグミの植え付けは、
11月~12月上旬、または3月に行います。
常緑性のグミの植え付けは、春に行います。

直径50cm、深さ50cmほどの穴を掘り、
半量の土に堆肥または腐葉土を混ぜて埋め戻します。
その上に、何も混ぜていない土を埋め戻してから植え付けます。

根をよく広げて植え、水をたっぷり与えます。
支柱を立てて支え、50~60cmの高さで剪定します。

植え付け場所
グミは育てやすく、日当たりと水はけさえよければ、
土質はほとんど問いません。

ビックリグミを植える場合は、高さ3mほどになるので、
3m四方ほどのスペースが必要になります。


gumi005.jpg
グミの花


仕立て方剪定から収穫まで

・仕立て方
主幹形仕立てが一般的です。

常緑性のグミの場合は関東以西の暖地で、
低木を平面的に仕立て、生垣としても利用されています。

・剪定
グミの剪定は1月~3月に行います。

主枝は2~3本程度にし、風通しと日当たりをよくするために、
徒長枝や混み合った枝を整理します。
新梢の先は1/3ほど切り詰め、下のほうの幹から出た枝は元から切ります。

・施肥
グミは非常に丈夫で、やせ地でもよく生長するため、
特に施肥の必要はありません。

・ジベレリン処理
グミには自家受粉しにくい品種があります。
花はたくさん咲くのに実があまりつかない場合は、
自家受粉しにくい品種と思われます。

グミの満開の時とその2週間後の合わせて2回、
1万倍に薄めたジベレリン液を霧吹きなどで散布すると、
よく実をつけます。

>>グミの苗を見てみる

ヒメリンゴの育て方 庭植え|狭い庭でも手軽に栽培

$
0
0

himeringo miA.jpg
ヒメリンゴの実り


himeringo001.jpg

himeringo000.jpg
ヒメリンゴの花も愛らしい


ヒメリンゴはイヌリンゴ、セイヨウリンゴとも呼ばれ、
リンゴとズミとの交雑種など、実の小さなリンゴの総称です。

あまり大きくならず、剪定で小さくまとまりやすいので、育てやすいです。
生食したり、果実酒にしたりして利用されます。


ヒメリンゴ 庭植え育て方

栽培条件品種選び方

栽培条件
多少の乾燥や、日陰にも耐え、日本全国で育てることができます。

・品種選び
ヒメリンゴは、品種により結実性が異なるので、
苗を購入するときに、1本で結実するかどうかを確認してください。

リンゴの仲間の別種(深山カイドウなど)と混植すると、受粉しやすいです。
また逆に、リンゴの受粉樹としてヒメリンゴが利用されることもあります。


himeringo aoimi.jpg
ヒメリンゴの青い実


植え付け時期場所

植え付け
3月に植え付けます。
植え穴に堆肥を漉き込んでから植えつけ、
幼木のうちは支柱を立てて支えてあげましょう。

植え付け場所
日当たり、水はけ、水もちのよい場所を選びましょう。
ヒメリンゴは、さほど神経質に土質を特に選ばず、
あまり大きくならないので、狭い場所でも育てられます。


himeringo002.jpg
もう少し間引き剪定をすると、実が増えそうです


仕立て方剪定から収穫まで

仕立て方剪定
ヒメリンゴの剪定は、6月~7月上旬に行います。
樹形ができるまでは、あまり切り詰めず、間引く程度にします。

実がつくようになったら、長い枝を5~10芽で切り戻し、
短果枝を出させるようにします。

施肥
1月~2月に、緩効性化成肥料を施します。

摘蕾摘果
4月下旬と、5月下旬~6月上旬の2回に分けて、摘果します。

施肥
10月~11月に、サクランボ大くらいの果実を収穫します。
赤や黄色など、品種によって果実の色が異なります。

>>ヒメリンゴの苗を各種見てみる

ヒメリンゴの育て方 鉢植え|鑑賞用にも手軽に栽培

$
0
0

himeringo03.jpg
ヒメリンゴの若い芽


himeringo01.jpg
ヒメリンゴのつぼみが出揃ってきました


ヒメリンゴは小さな愛らしい実がたくさんつき、
鉢植えでも十分に見ごたえがあります。
もともとあまり大きな樹にならないため、
鉢植えに向いている果樹です。

狭いスペースでリンゴを育てている場合は、
受粉樹として利用することができます。


ヒメリンゴ 鉢植え育て方

植え付け時期場所

植え付け栽培管理
一般的に、3月に植え付けます。
植え付けたら、鉢高と同じ高さで切り戻します。

室外の日当たりが良く、風通しの良い所で育てます。
開花時期には雨に当たらない場所に、
また冬は風・霜が当たらない陽だまりに置きます。

2年に一度、植え替えます。
植え替えの際は、古土を出来るだけ取り除き、
根を3分の1程度切りつめてから植え付けます。

ヒメリンゴは自分の花粉では結実しにくい品種があるので、
購入する際によく確認し、必要なら受粉樹をそばに置きましょう。


himeringo02.jpg
ヒメリンゴの花も美しく可愛いです


仕立て方剪定から収穫まで

仕立て方剪定
模様木風に仕立てます。

1年目の冬は、主幹と側枝2本だけを残して、
先端を1/3程度切り戻します。
そのほかの枝は、すべて切り落としてしまいます。

翌年は側枝を4本くらいにし、
不用枝は切り落とします。
伸ばす枝は切り戻し、夏になったら、
針金をかけて水平に誘引します。

樹形ができたら、長い枝は3~4芽に切り詰め、
短果枝を出させます。


himeringo003.jpg
実がつらなっているのも嬉しい眺めです


水やり
土の表面が乾いたら、鉢底の穴から水が抜けるまで与えます。
春・秋は1日に1回、夏は1日に2回、
冬は2~3日に1回が水やりの目安です。
水切れは果実がしぼんでしまう原因となりますので、
十分に注意して水を与えましょう。

花が咲いているときは、花に水がかからないようにしましょう。

施肥
9月に、玉肥を埋め込みます。

>>ヒメリンゴの苗を各種見てみる

ヒメリンゴ 鉢栽培のコツ

$
0
0

himeringo (2).jpg
果実の色の移り変わりも美しいです


ヒメリンゴはバラ科リンゴ属の落葉低木です。
秋に小さな赤いリンゴのような実をつけます。

中国大陸が原産で、寒さには強い性質です。
シベリアでの耐寒性リンゴの品種育成の交配親に用いられた。

短枝に花芽がつき、翌年の春に開花、結実します。
花びらは5弁で、つぼみは紅色ですが開花すると白色になります。

実は酸味が強いので食用には向いていません。
盆栽や観賞用樹木として楽しみます。


himeringo (8).jpg
ヒメリンゴの芽吹きも鉢栽培だと間近で見られます


■ヒメリンゴ 鉢栽培のコツ

1.ヒメリンゴの特徴
春の花を楽しむ木として、バラ科の植物がおすすめです。
その中でもヒメリンゴは耐寒性が強く、
多少の日陰や乾燥にも耐えるので、栽培しやすいリンゴです。

挿し木や実生で簡単に増やすことができます。

2.鉢植えの仕立て方
ヒメリンゴには模様木風仕立てがむいています。
鉢に土を入れ、角度をつけて植え付けた後、鉢の倍の高さで切り戻します。

1年目の冬は主幹と側枝2本だけを残します。
枝の1/3ほどを切り戻し、その他の枝はすべて切り落とします。

側枝を4本ぐらいにして、翌夏には針金をかけて水平に誘引します。
伸ばす枝は切り戻し、不要な枝は切り落として樹形を作っていきます。


himeringo (11).jpg
実りが楽しみです


樹形ができ上ったら落葉時に長く伸びた枝を3~4芽切り詰め、
短果枝を出させるようにします。

短果枝の頂芽にできた花芽が開花、結実していきます。
結実した短果枝は、先が伸びて再び花芽をつけます。
間違って切り落とさないように注意します。


himerinngo.jpg
ヒメリンゴの盆栽も、作っていて楽しいです C)楽天市場


■参考
・ヒメリンゴの育て方 庭植え
・ヒメリンゴの育て方 鉢植え


ヒメリンゴ 暑さ対策

$
0
0

himeringo20(9).jpg
愛らしい実が人気です


ヒメリンゴ(姫りんご)の発祥はリンゴとズミの雑種、
イヌリンゴとエゾノコリンゴの雑種など色々と説があります。
いずれにしても直径3~5cmぐらいの小さなリンゴです。

受粉樹として利用されることもあります。
あまり樹高は高くならずに剪定でコンパクトにまとまりやすいです。

愛らしい実がたくさんつくので、
鉢植えの小さな木でも十分に見応えがあります。

ヒメリンゴの花はカイドウに似ています。
つぼみは紅色ですが、開花すると花弁は白い色に変わります。


himeringo (5).jpg
花も魅力的です


■ヒメリンゴ 暑さ対策

1.ヒメリンゴの特徴
ヒメリンゴは成木になると3~6mと樹高が高くなります。
しかしミニ盆栽に仕立てても実つきの様子を観賞できます。

2.苗の植え付けタイミング
ヒメリンゴは成木に生長すれば夏の暑さに強いです。
しかし苗の植え付けに夏は適していません。
植え付け適期は3月です。

理由は根がなじむ前に水分が蒸発してしまい、
枯れてしまうケースが多いからです。

夏に苗を入手してもすぐに植え付けずに、
鉢植え栽培で半日陰になる場所に置いて管理します。
植え付けは日ざしがゆるやかになる晩秋まで待ちます。


himeringo (12).jpg
摘果すると実りが良くなります


3.水やりについて
土の表面が白く乾いたら、鉢底の穴から水が流れ出すまで与えます。
花が咲いている時は、花に水がかからないように注意します。

4.病害虫対策
2月ごろ、石灰硫黄合剤をまいておくと効果があります。
風通しがよく適度に光当たりがよい場所に置けば、病気はほとんど出ません。

■参考
・ヒメリンゴの育て方 庭植え
・ヒメリンゴの育て方 鉢植え

グミの育て方 鉢植え|美味で鑑賞用にも栽培♪

$
0
0

gumi3.jpg
グミの美しい実


gumihana.jpg
グミの花


宝石のような赤い実が美しいグミは、
丈夫で育てやすく、観賞用の鉢植えとして人気です。

ただし、最も一般的に栽培されている、
「ビックリグミ(ダイオウグミ)」は、
自分の花粉で実をつけることが難しいので、
ジベレリン処理をしてあげましょう。

1万倍に薄めたジベレリン溶液を、
満開時と2週間後に霧吹きで散布します。

グミの実は、野趣が味わえる生食のほか、
果実酒などにしてもおいしいです。


[グミ 鉢植え育て方]

植え付け時期場所

植え付け管理
3月に、8~10号の素焼きの鉢に植えつけます。
鉢底網を敷き、鉢底石を入れ、赤玉土(小)6:腐葉土3:川砂1、
または市販の培養土を用いて植え付けます。
植えつけたら、鉢の高さと同じ高さで切り詰めます。

根詰まりを起こす前に植え替えます。
植え替えは落葉期に行いますが、厳寒期は除きます。


gumi010.jpg
秋グミ


仕立て方剪定から収穫まで

仕立て方剪定
グミには立ち性種とつる性種がありますが、
立ち性種は模様木風に、
つる性種はあんどん仕立てにするとよいでしょう。

模様木風仕立てでは、主幹を決め、
新梢部分を1/3ほど切り詰めて樹形を作り、
充実した短果枝を出させるようにします。
幹から出る徒長枝は付け根で切り取ってしまいます。

あんどん仕立ての場合は、あんどん支柱を立てて、
つるを誘引して樹形を作っていきます。
あんどん仕立てにする時は、鉢はやや大き目のほうがよいでしょう。

・水やり
土の表面が乾いたら、たっぷりと水を与えます。

・施肥
3~4月頃に、玉肥を3~4個ほど、
鉢の縁に埋め込んであげましょう。

>>グミの苗を見てみる

西洋グミの育て方

$
0
0

seiyogumi.jpg
西洋グミ C)千草園芸


■西洋グミの育て方

・特徴
グミにも色々な種類があり、西洋グミはその中の一つです。

グミには、落葉するタイプと常緑のタイプがあり、西洋グミは常緑のタイプです。
人気品種のビックリグミの受粉木としても植えることができます。

ビックリグミよりは少し実が小さいのですが、たくさんの実をつけます。
味も渋みが少なく、甘く食べやすいのが特徴です。

・育て方
肝心の育て方ですが、他の落葉性のグミと同じです。
寒さにも暑さにも耐えますし、よほどでなければ肥料なしでも育つほど堅強です。

実がなりやすい品種のため、
ビックリグミのようにジベレリン処理をする必要もありません。

地植えにするのであれば、土の水はけをよくし、
夏場の水切れに注意すれば問題ありません。

根付いた後は生育も旺盛になるので、
どちらかというと大きくなりすぎないように剪定をして調整すると良いでしょう。

西洋グミは1本でも実をつける、自家結実性のある品種です。
ビックリグミのように、自家結実性があまりないため、
受粉木を必ず植えなければならないということはありません。

ただ、別の品種のグミを近くに植えることで、
西洋グミの実付きも良くなるので試してみてください。

・鳥対策
西洋グミは実は小さめながらもたくさんつきますが、味も良いので、
それゆえに鳥に狙われやすいのが難点です。

鳥は人間よりも、熟した実に敏感です。
そろそろ収穫かなと思っていたら、
ほとんど鳥に食べられてしまい、まったく食べられなかったということもあります。

鳥が食べても構わないのであれば、そのままにしておいても良いのですが、
できるだけたくさんの実を収穫したい場合は、鳥対策をしておきましょう。

花が咲いた後、実がついたのを確認したら、鳥よけネットをかけておきましょう。
支柱などを立てて囲ってもいいですし、木が大きくなっているのであれば、
木の上からネットをかぶせるだけでも効果があります。

■参考
・グミの育て方 庭植え|ジベレリン処理で結実アップ!
・グミの育て方 鉢植え|美味で鑑賞用にも栽培♪
・グミ 剪定のコツ
・グミの実がつかないときは?
・ビックリグミ 実がつかない
・グミの木販売
・グミの木種類
・グミ 肥料は?

グミ 肥料は?

$
0
0

gumi062.jpg
グミはとても強い植物です
よほどの痩せ地でない限りは、地植えであれば無施肥でも育ちます


それでも、追肥をした方が実付きが良くなったり、生育が良くなりますので、
控えめにでも与えておくと良いでしょう。

グミには、常緑性の品種と落葉性の品種があります。

性質の違いによって、肥料を与える時期が少しずれるので、
育てているグミの品種が落葉か常緑かだけでも把握しておきましょう。


[グミ 肥料は?]


■元肥

グミの苗を植え付ける時に入れる肥料を元肥といいます。
ただ、グミの場合は、もともと痩せ地でも育つほど強い植物なので、
元肥を大量にに入れる必要はありません。

それよりも、根が育ちやすいように土を調整することを優先します。

・地植えの場合
植え付ける時に、深さ40cmほど、苗の根鉢よりも二回り大きい幅に掘り上げます。
掘り上げた土全体に、腐葉土と苦土石灰を加えてよく混ぜます。

腐葉土を混ぜた土の半分に、堆肥と油カスを加えて良く混ぜ、先に植え穴に戻します。
その上から、残りの土を戻して苗を植え付けます。

植え穴の底に堆肥と油カスを混ぜた土を入れることで、
植え付け直後の根に触れるのを避けることができます。

ある程度育ったところで、初めて油カスや堆肥が効き始めるので、
初期に根が肥料に触れて、枯れるのを回避できます。

・鉢植えの場合
鉢植えの場合は、市販されている培養土を使うと便利です。
培養土はすでに植物が育つのにちょうど良い状態に配合されています。

ただ、グミはややアルカリ性の土を好むため、
培養土であっても苦土石灰を少量加えて混ぜておくのがお勧めです。


gumi063.jpg
まだ青いグミの実


■追肥

植え付けた後からの追肥は、
よほどのことがない限り、与えなくてもグミは育ちます。

けれど、グミも肥料を嫌っているわけではありません。
必要な時期に必要な量だけを与えることで、
肥料の成分を効果的に吸収し、生育や実付きが良くなります。

・地植えの場合
2月と秋に追肥を行います。
秋の追肥は、落葉か常緑かで少し時期がずれるので要注意です。

2月の追肥は、即効性のある化成肥料を与えます。

秋の追肥は、落葉性の場合は9月下旬、常緑性の場合は10月~11月に与えます。
この時与える肥料は、緩効性の化成肥料や固形の油カスを与えます。

いずれの肥料も、たくさん与える必要はありません。
やや控えめくらいに与えた方が、多肥による失敗が減ります。


gumi060.jpg
花も可憐です


・鉢植えの場合
鉢植えの場合、地植えとは少し変わります。

常緑性の品種の場合は、3月と11月に追肥をします。

落葉性の品種の場合は、2月と9月に追肥を行います。

いずれの場合も、油カスや骨粉をまぜて作った玉肥であれば、
1回につき2個~3個与えます。

あるいは緩効性の化成肥料を、表示よりもやや少なめに与えます。
鉢植えは、地植えよりも肥料成分が流れ出やすい状態になります。

かといって、肥料をたくさん与える必要はありません。
鉢植えの場合も、多肥にするよりは控えめにした方が失敗が減ります。

■参考
・グミの育て方 庭植え|ジベレリン処理で結実アップ!
・グミの育て方 鉢植え|美味で鑑賞用にも栽培♪
・グミ 剪定のコツ
・グミの実がつかないときは?
・ビックリグミ 実がつかない
・グミの木販売
・グミの木種類

グミの木 種類

$
0
0

daiogumi2.jpg
ビックリグミ(ダイオウグミ)


今朝、早朝の散策に行ったら、グミの花が咲いていました。
去年、鈴なりだったグミの樹です。

グミは、小さくて赤い楕円形の実をつけ、多くが落葉性です。
中には常緑性のものもあり、こちらは耐寒性があまりないので、
育てる場所を選びます。

園芸品種で人気のビックリグミは、単品種での結実が難しいため、
受粉樹が必要になります。

グミであれば何でも受粉樹になるというわけでもないので、
グミにどのような種類があるかをご紹介します。


■グミの木種類


daiogumi.jpg
・ビックリグミ(ダイオウグミ)
落葉性 収穫:6月下旬~7月中旬

実の大きさが2cmほどになるビックリグミは、
ダイオウグミとも呼ばれています。

ビックリグミ自体は、花粉が不完全なため、
たいていは受粉樹が必要になります。

あるいは、ジベレリン処理を行うことにより、実付きがよくなります。
実は渋味が少なく、大きさも2cm前後とグミの中では大きいです。

実が大きく味も良いため、
観賞用としても食用としても利用価値の高いグミです。


natugumi.jpg
・ナツグミ 
落葉性 収穫:5月下旬~6月中旬

夏に収穫期がくることから、夏グミと呼ばれています。
ビックリグミはこのナツグミの突然変異と言われています。

実の大きさは2cm弱と、ビックリグミより少し小さめです。
味は渋味があるため、生食よりも加工品を作る方がいいかもしれません。

ビックリグミの受粉樹として使われることの多いグミです。
*ナツグミ、トウグミは似ていますが、
葉を拡大鏡で見て鱗状毛だとナツグミ、
星状毛だとトウグミとされます。
しかし、私は見極めがつかないです。

・アキグミ 
落葉性 収穫:10月上旬~10月中旬

アキグミは、名前の通り秋に実が収穫できるグミです。
収穫は秋ですが、花が咲くのは春です。

実は1cm弱と小さく、他のグミが楕円形なのに対し、丸に近い形をしています。
ナツグミよりも渋味が強く、食べてもあまりおいしくはありません。

花付きも実付きも大変良いので、
秋になって赤い小さな実がたくさんぶら下がる姿はかわいらしく、
鑑賞価値が高いです。


nawasirogumi.jpg
・ナワシログミ 
常緑性 収穫:5月中旬~6月上旬

寒くなっても落葉しない、常緑性のグミです。
秋に花が咲き、春に実を収穫します。

実を収穫する時期が、苗代を作る時期を重なるため、
この名前がつけられたとされています。

実は1.5cmほどの大きさで、枝にはトゲがあります。


turugumi.jpg
・ツルグミ 
常緑性 収穫:5月上旬~5月中旬

つる性といっても、途中から気根を出したり、
何かに絡みついたりするわけではなく、
大きな木などによりかかるようにして伸びていきます。

そこから長い枝(つる)を伸ばすため、
自生している場所では、
上から垂れ下がるようになっていることが多いです。

実は1.5cmほどと意外と大きいですが、
食べてもあまりおいしくないため、食用にはされないようです。

・セイヨウグミ 
落葉性 収穫:6月

実は少し小さめですが、とてもたくさんの実をつけます。
ビックリグミの受粉樹として使われることも多いです。

セイヨウグミの中には、大実セイヨウグミもあり、
こちらは通常のセイヨウグミよりも実が大きいため、
食用と観賞用、受粉樹用と用途が広いです。

*こちらに掲載しました写真は、
草花写真館さまの写真です。
植物写真の宝庫ですので、ぜひご覧になってください。

■参考
・グミの育て方 庭植え|ジベレリン処理で結実アップ!
・グミの育て方 鉢植え|美味で鑑賞用にも栽培♪
・グミ 剪定のコツ
・グミの実がつかないときは?
・ビックリグミ 実がつかない
・グミの木販売

グミの実がつかないときは?

$
0
0

gumi.jpg
グミの実がつかないと残念です


グミはツルグミ、ビックリグミなどの落葉種と
マルバグミ、ナワシログミなどの常緑種の2種類があります。

落葉のグミは春に花が咲き、初夏に収穫するナツグミと
小粒で酸味が強いアキグミがあります。
常緑のグミは秋に花が咲き、春から夏にかけて収穫します。

収穫のタイミングは緑色の皮が鮮やかな赤い色に変わり、
果肉が柔らかくなった頃が適しています。

完熟した実は汁が多く、甘みが強いです。
しかしまだ熟していない実は、渋みが強いのが特徴です。
皮が薄く傷みやすいので、収穫したらすぐに生食します。


daiogumiX.jpg
ビックリグミ(ダイオウグミ)は1本では結実しにくい品種です


■グミの実がつかないときは?

1.ジベレリン処理が必要な品種があります
ビックリグミ(ダイオウグミ)は1本で結実しずらい品種です。
花はたくさん咲きますが、実つきが悪いです。

花が満開に咲いた時とその2週間後に、
ジベレリン1万倍水溶液を花に塗ります。

2.受粉樹を植えます
ビックリグミ(ダイオウグミ)は自家不結実性の性質を持っています。
同じ仲間でも他の品種花粉があれば、実つきがよくなります。
受粉樹はナツグミが適しています。

ただし開花時期があわないと受粉できません。
ナツグミのほうが少し開花時期が遅くなるので、
日当たりがよく温かい場所で栽培準備を行います。

ただし近くに昆虫がいない場合は、人工授粉が必要になります。


natugumiX.jpg
ナツグミが、授粉木に適しています


3.生理落果が多すぎた場合の対処法
樹勢が強すぎて、栄養分が樹の生育に持っていかれてしまい、
実が熟す方に回っていかない場合があります。

この場合は肥料を施すのをストップしたり、
根の周りを掘って断根をしてみます。

■参考
・グミの育て方 庭植え|ジベレリン処理で結実アップ!
・グミの育て方 鉢植え|美味で鑑賞用にも栽培♪

グミ 植え替えは?

$
0
0

gumi003.jpg
グミの実がなると嬉しいです


■グミ 植え替えは?

グミには、ナワシログミなどの常緑性のものと、
ナツグミやアキグミなどの落葉性のものとがあります。

常緑性と落葉性のものは、
冬の間に落葉するかどうか以外は、あまり性質は変わりません。

ただし、落葉するかしないかで、
植え替えの時期が少し違ってきます。

植え替えをする前に、
必ず育てているグミの品種を確認するようにします。

・常緑性のグミ
常緑性のグミの場合は、
芽が動き出す頃の3月~4月か6月頃が植え替えの適期となります。

常緑のものは、冬の間も葉が残っている状態なので、
休眠には入っていません。

ただし寒くなると生育がほとんど止まるため、
植え替えをした時に根が受けたダメージを、
回復することができない場合があります。

生育期に入る春であれば、植え替えをした時に、
多少根が傷んでしまったとしても、回復が早くなります。

・落葉性のグミ
落葉性のグミの場合は、
葉が落ちて休眠の状態になっている冬の間に植え替えを行います。

だいたい12月~3月頃が適期となりますが、
厳寒期は避けるようにしましょう。


gumi004.jpg
グミの花


■グミの植え替え方

グミの植え替え方は、特に難しいことはありません。
適期に、それまで育てていた鉢よりも、
一回りか二回り大きい鉢に植え替えます。

よく育つ土の性質が、常緑性と落葉性の品種とで少し違ってきます。

・常緑性のグミ
ナワシログミを代表とする常緑性のグミは、とても丈夫です。
肥沃な状態であれば、一度根付いた後は、
土が乾燥していても湿っていてもよく茂ります。

・落葉性のグミ
落葉性のグミも丈夫ですが、
常緑性のグミより、水はけが良い土を好みます。

水はけの良い土を好むといっても、乾燥を好むわけではありません。
あまりにも乾燥させてしまうと、弱ってしまう原因となるため、
乾燥させ過ぎることは避けましょう。

それでもやはり丈夫なので、落葉性のグミも、
根付いた後はよほどのことがない限り枯れはしません。

*用土は?
自作する場合は、中粒の赤玉土6、腐葉土3、
バーミキュライト1ぐらいをよく混ぜたものが良いでしょう。

初心者の方は、市販されている培養土が便利です。
とくに、各社から販売されている果樹用培養土を使うと安心です。


gumi009.jpg
収穫も楽しみです

■参考
・グミの育て方 庭植え|ジベレリン処理で結実アップ!
・グミの育て方 鉢植え|美味で鑑賞用にも栽培♪
・グミ 剪定のコツ
・グミの実がつかないときは?
・ビックリグミ 実がつかない
・グミの木販売
・グミの木種類


ビックリグミ 実がつかない

$
0
0

gumixx.jpg
ビックリグミ1年生苗 果樹苗木 税込 950 円 C)花ひろばオンライン


ビックリグミやグミを育てていて、
実がつかないのにはいくつか理由があります。

あてはまることがないか、チェックしてみてください。


■ビックリグミ 実がつかない

1.受粉不良
ビックリグミの花から出る花粉は、不完全なものが多く、
筆や綿棒などで受粉作業をしても、結実しないことが多いです。

花数はたくさんあるのに、その後の実が極端に少なかったり、
まったく実がつかない時は、受粉不良が原因であることが多いです。

1本で結実できない品種の場合は、
受粉木を近くに植えることで実付きがよくなります。

受粉木は、別品種のナツグミを植えるのがおすすめです。
もう1本育てるスペースを作るのは難しいという場合は、
ジベレリン処理をすることでも、実付きをよくすることができます。

10000倍に薄めたジベレリンを、ビックリグミの花が満開の時に散布します。
1回目に散布してから2週間後、2回目の散布を行います。

散布をする時は、スプレーや噴霧器を使って行います。
周りの民家に迷惑をかけないためと、できるだけ薬効があるように、
散布を行う日は風の弱い、湿度が高い日を選ぶようにしましょう。

2.養分が多い
株が枝や葉を育てることに養分を使ってしまい、
花芽が形成できなかったり、開花しても実をつけず落ちる時は、
肥料が多いことが原因であることがあります。

グミはあまり肥料を必要としませんので、
通常は1月~4月の間に1回肥料を与える程度です。

もし必要以上に肥料を与えてしまっている場合は、
一度肥料を与えるのをやめて様子を見ましょう。

肥料に問題がない場合でも、枝が伸びて大きくなり、
おかげで翌年も枝葉が茂るという悪循環が起こることもあります。

徒長している勢いのある枝や、枝が混みすぎている部分は、
間引き剪定をして、枝数を減らします。

また、根がよく広がっていても、地上部が元気に育ってしまいます。
一度「根切り」の作業をしてみると、
株が落ち着いて花を咲かせるようになる可能性が上がります。
*根切り......土の中にスコップなどを垂直に差し、
庭木、果樹など植物の根を切ることで、
根切りにより根詰まりを防ぎ、新しい根の再生を図ります。


gumi-bikkuri006.jpg
まだ、幼木で実がつかないときもあります


3.株が充実していない
ビックリグミは、植え付けてから実をつけるようになるまで、
だいたい3年~4年ほどかかります。

もちろんそれよりも早くに実がつき始めることもありますし、
それ以上に時間がかかることもあります。

実がつかない他の理由が当てはまらない場合は、
株が充実していないことが考えられます。

4.ジベレリン処理がされていない 
ジベレリン処理(植物ホルモンの働きを助ける薬品を使用)は、
必ず必要な作業というわけではありません。

ビックリグミにもいくつか品種があり、
品種によってはジベレリン処理も受粉木も必要なく、
1本で結実することもあります。

受粉木を育てるスペースもなく、
ジベレリン処理もしないけれど実を楽しみたい場合は、
1本で結実する品種を選ぶようにします。

それでもジベレリン処理するのとしないのとでは、
実の数が多少減ることもあります。

試しにジベレリン処理をしてみるのも、良いですね。
ビックリグミの落下防止や生長を助けてくれます。

■参考
・グミの育て方 庭植え|ジベレリン処理で結実アップ!
・グミの育て方 鉢植え|美味で鑑賞用にも栽培♪
・グミ 剪定のコツ
・グミの実がつかないときは?

グミ 剪定のコツ

$
0
0

gumix.jpg
じょうずに剪定すると実りも良くなります


グミは一般的に寒さに強く、日当たりと水はけの良い環境ならば、
砂地や荒れ地などやせた土地でも栽培可能な果樹です。

グミはさまざまな種類がありますが、
実が大きいビックリグミが一番よく出回っています。

グミは落葉種と常緑種と2種類に大きく分類できます。
常緑種は関東以西の温かい地域で、庭木や生け垣としても利用されています。

病害虫の心配はほとんど必要ありません。
新芽が出るころのアブラムシに注意しましょう。
実は鳥に食べられやすいので、注意が必要です。


gumiAA.jpg
花芽を切り落とさないように


■グミ 剪定のコツ

1.グミの仕立て方
立ち性種は1本の主幹を立てる主幹形仕立てが適しています。
ツルグミやナワシログミのようなつる性種は、
フェンスやトレリスにからませて仕立てます。

鉢植えで栽培する時は、模様木仕立てが適しています。
つる性の品種はあんどん支柱を立ててつるをからませます。

2.グミ剪定のコツ
樹形が整ってからは、花芽を切り落とさないように注意します。
花芽は常緑種、落葉種ともに7月~8月にかけて伸びた新梢の葉腋にできます。

12月ごろにすべての枝の日当たりと風通しをよくするために、
込み入った枝や徒長枝を間引き剪定します。

長く伸びた枝の先を切り戻し、単果枝をつけさせると実がなる量が増えます。

強い剪定を行ってしまうと枝の生長がよくなり、
花芽の栄養分までとられてしまうので注意が必要です。

樹全体が大きく生長したり、横に広がりすぎた場合は、
古い枝でも付け根部分から切り落とし、樹をコンパクトにします。

この切り戻し剪定を一気に行うと、樹の生長を遅らせる原因になります。
2~3年時間をかけて行います。

■参考
・グミの育て方 庭植え|ジベレリン処理で結実アップ!
・グミの育て方 鉢植え|美味で鑑賞用にも栽培♪
・グミ 剪定のコツ
・グミの実がつかないときは?
・ビックリグミ 実がつかない
・グミの木販売
・グミの木種類
・グミ 肥料は?
・西洋グミの育て方

ユスラウメの育て方 庭植え|剪定のコツを覚えて収穫アップ!

$
0
0

yusuraume2.jpg
ユスラウメの美しい実


yusuraume1.jpg
花も楽しめる


ユスラウメ(桜梅)は江戸時代に日本に入った果実で、
白い花と赤い実が美しいので、主に盆栽として楽しまれてきました。
暑さ寒さに強く、丈夫なので、とても育てやすい果樹です。

ユスラウメには、赤い実のほかに、
やや大きな実をつける白実種もあります。
果実はサクランボに似ていますが、
味もサクランボに似ていて、薄甘くて酸味が少ない味がします。
生で食べるほかに、果実酒などに利用されます。


[ユスラウメ 庭植え育て方]

栽培条件品種選び方
・栽培条件

ユスラウメは暑さ寒さには強く、
日本各地で育てられますが、
多湿と日照不足には非常に弱いです。

水はけの悪い場所や地下水位の高い場所に、
植えつけると根腐れを起こしやすいので、
水はけのよい場所に植え付けることが大切です。
水はけさえよければ、土質は選びません。

・品種選び
淡紅色の花が咲き赤い実がなる「赤実種」と、
白い花が咲き実も白い「白実種」がありますが、
品種として区別されていません。


植え付け時期場所
・植え付け
ユスラウメの植え付けは、12月~3月に行います。
植え付ける前に、水はけが良くなるように、
腐葉土や堆肥を多めに入れて、
土壌改良をしておくとよいでしょう。

植え付けたら、40~50cmの高さで剪定します。

乾燥気味に管理し、特に水やりの必要はありません。

植え付け場所
日光がよく当たり、水はけが良ければ、
土質は、とくに選びません。


yusuraume001.jpg
樹は開帳性の2~3mに仕立てると花もよく鑑賞できます


仕立て方剪定から収穫まで
・仕立て方
主枝を2~3本に仕立てるとよいでしょう。

・剪定
剪定は1月頃に行います。

植え付けてから3年目までは、新梢の先端を1/3ほど切り詰めます。
このとき、外側を向いた芽の上で切るようにすると、樹形が整います。
根元から出る芽(ひこばえ)は、基から切ります。

4年目以降は、主枝の先端部の小枝を間引き、
樹の内部にまでよく日が当たるようにします。

内部まで日が当たることにより、
樹の内側でも実をつけるようになります。

また、古くなった枝や徒長枝、弱った枝、ひこばえなどは、
間引いたり、切り返したりします。
さらに大まかな整枝を行い、樹冠が大きくなり過ぎないようにします。

・施肥
毎年10月に、元肥として乾燥鶏糞、油かす、化成肥料、硫酸カリの、
混合肥料を施します。


yusuraume002.jpg
樹が元気だと多く結実するので、摘果します


摘蕾摘果
ユスラウメはよく結実するので、
実つきの多い部分は適宜摘果しましょう。

・収穫
6月上旬頃に収穫します。
白実種は赤実種に比べて熟したことが分かりにくいので、注意しましょう。
白実種のほうが赤実種より若干成熟が遅いです。

>>ユスラウメの苗を見てみる

ユスラウメの育て方 鉢植え|栽培は摘果でおいしい実を

$
0
0

yusuraumeA.jpg
ユスラウメのかわいい実


ユスラウメは細い枝に鈴なりにつく実が愛らしく、
江戸時代から盆栽などで親しまれてきました。

ユスラウメには薄紅色の花が咲き赤い実がなる
「赤実種」と、白い花が咲き白い実がつく「白実種」がありますが、
赤、白両色の根元寄せで植えるのもキレイですね。


[ユスラウメ 鉢植え育て方]

植え付け時期場所

植え付け管理
3月に、5~10号鉢に水はけの良い用土で植え付けます。
赤玉土(小)6:腐葉土3:川砂1の割合で、
混合した用土がよいでしょう。

根を広げるようにして植え付け、
20~30cmの高さで切り詰めます。

1年おきに植え替えます。


yusuraumeB.jpg
ユスラウメ、花も楽しみ


仕立て方剪定から収穫まで

・仕立て方
模様木風か、スタンダード仕立てがよいでしょう。
ユスラウメの枝は曲げやすいので、
6月~7月に針金をかければ、
様々な樹形にすることができます。

・剪定
12月~1月に行います。
小枝を間引き、日当たりと風通しがよくなるようにします。

・水やり
ユスラウメは過湿を嫌うので、乾燥気味に管理します。

・施肥
植え付け1ヵ月後と、1月~2月、8月下旬~9月上旬に、
それぞれ玉肥を3~4個、鉢の縁に埋め込んであげます。

摘蕾摘果
鉢全体で20~30果を目安にします。

・収穫
6月上旬頃、実につやが出てきたら収穫しましょう。

ユスラウメの皮は薄く、果肉はやわらかいので、
果実をつぶさないように気をつけます。
すぐに傷んでしまうので、
収穫後は早めに食べるか、加工します。

赤実種でジャムを作ると鮮やかな赤に、
果実酒を作るとピンク色になり、
たいへんおいしく美しいのでお勧めです。

>>ユスラウメの苗を見てみる

グミの育て方 庭植え|ジベレリン処理で結実アップ!

$
0
0

gumi1.jpg
グミの結実


近所の庭に栽培されているグミの実をつまみ食いした思い出は、
多くのかたが持っているのではないでしょうか?

グミは日本の山野にも自生しているため、
日本の風土に適していて、丈夫で育てやすく、
手がかからないので家庭栽培に適した果樹です。

また、グミの実は皮が薄く、変質しやすいので、
市販されることはほとんどありません。
家庭栽培でしか味わえない果実といえます。


[グミ 庭植え育て方]

栽培条件品種選び方

・栽培条件
グミは乾燥や雨・風に強く、丈夫で育てやすい果樹で、
栽培にもあまり手がかかりません。
日当たりと排水さえよければ、
荒地や砂地などのやせ地でも栽培できます。

・品種選び
グミには、落葉性と常緑性のものがあります。
常緑性のグミは、秋に開花して冬を越し、春に実が熟します。
落葉性のグミは、春に開花して初夏に実が熟します。

園芸種として販売されているグミは、
耐寒性のある落葉性の種類が多いです。
園芸種のグミを購入すれば、北海道でも栽培は可能です。

家庭栽培には、実が大きく、
甘味も強いビックリグミ(ダイオウグミ)が一般的です。


gumi2.jpg
グミの仲間、サンシュユ


植え付け時期場所

・植え付け
落葉性のグミの植え付けは、
11月~12月上旬、または3月に行います。
常緑性のグミの植え付けは、春に行います。

直径50cm、深さ50cmほどの穴を掘り、
半量の土に堆肥または腐葉土を混ぜて埋め戻します。
その上に、何も混ぜていない土を埋め戻してから植え付けます。

根をよく広げて植え、水をたっぷり与えます。
支柱を立てて支え、50~60cmの高さで剪定します。

植え付け場所
グミは育てやすく、日当たりと水はけさえよければ、
土質はほとんど問いません。

ビックリグミを植える場合は、高さ3mほどになるので、
3m四方ほどのスペースが必要になります。


gumi005.jpg
グミの花


仕立て方剪定から収穫まで

・仕立て方
主幹形仕立てが一般的です。

常緑性のグミの場合は関東以西の暖地で、
低木を平面的に仕立て、生垣としても利用されています。

・剪定
グミの剪定は1月~3月に行います。

主枝は2~3本程度にし、風通しと日当たりをよくするために、
徒長枝や混み合った枝を整理します。
新梢の先は1/3ほど切り詰め、下のほうの幹から出た枝は元から切ります。

・施肥
グミは非常に丈夫で、やせ地でもよく生長するため、
特に施肥の必要はありません。

・ジベレリン処理
グミには自家受粉しにくい品種があります。
花はたくさん咲くのに実があまりつかない場合は、
自家受粉しにくい品種と思われます。

グミの満開の時とその2週間後の合わせて2回、
1万倍に薄めたジベレリン液を霧吹きなどで散布すると、
よく実をつけます。

>>グミの苗を見てみる

Viewing all 660 articles
Browse latest View live