カキ(柿) 摘果のコツ
これでは、翌年の実りが心配です ■カキ(柿) 摘果のコツ カキを育てるにあたって、摘果は重要な作業です。 摘果をせずに、ついた実をすべてそのまま育ててしまうと、 株が消耗して翌年にほとんど実がつかなくなったり、 全体的に実が小さくなりすぎたりします。 1か所に複数の実がついている時、 1つの結果枝に1つの実が残るように摘果しましょう。 摘果の基準は難しいものではありません。 ・傷が入っている...
View Articleカキ 剪定のコツ
カキの花 カキ(柿)は国内で一番多く栽培されている家庭果樹です。 寿命が長く、樹齢が600年にもなる木もあります。 カキの実は色鮮やかですが落ち着いた色合いなので、 和室や和風の庭によくあいます。 またシンボルツリーとして洋風の庭にもあると、 変化がついて鑑賞が楽しめます。 果実をいつまでも木につけておくと、木の栄養分が失われ、 翌年の開花、結実が悪くなります。...
View Articleユスラウメの育て方 庭植え|剪定のコツを覚えて収穫アップ!
ユスラウメの美しい実 花も楽しめる ユスラウメ(桜梅)は江戸時代に日本に入った果実で、 白い花と赤い実が美しいので、主に盆栽として楽しまれてきました。 暑さ寒さに強く、丈夫なので、とても育てやすい果樹です。 ユスラウメには、赤い実のほかに、 やや大きな実をつける白実種もあります。 果実はサクランボに似ていますが、 味もサクランボに似ていて、薄甘くて酸味が少ない味がします。...
View Articleユスラウメの育て方 鉢植え|栽培は摘果でおいしい実を
ユスラウメのかわいい実 ユスラウメは細い枝に鈴なりにつく実が愛らしく、 江戸時代から盆栽などで親しまれてきました。 ユスラウメには薄紅色の花が咲き赤い実がなる 「赤実種」と、白い花が咲き白い実がつく「白実種」がありますが、 赤、白両色の根元寄せで植えるのもキレイですね。 [ユスラウメ 鉢植えの育て方] ■植え付け時期と場所 ・植え付けと管理 3月に、5~10号鉢に水はけの良い用土で植え付けます。...
View Articleウメの育て方 庭植え|自家受粉品種で栽培を楽に
ウメ(梅)は厳しい寒さに耐え、 いち早く花を咲かせて春の訪れを告げることから、 「百花の魁(さきがけ)」とよばれ、 多くの人々に古来から愛されてきました。 奈良時代以前は、「お花見」といえば、 サクラではなくウメだったそうです。 今でも、湯島天神や隅田公園など、 ウメの名所があちこちにあります。 ウメは花を愛でるだけでなく、実は梅干に加工され、 私たちの生活になくてはならないものになっています。...
View Articleニワウメの育て方 庭植え|鉢植えでも実だくさんに栽培
ニワウメの花 ニワウメの実 ニワウメの由来は、 「庭に植える木で、梅に似た花を咲かせる」と、 実際育ててみると、そのままですね。 4月頃、葉が出る前に枝いっぱいに淡い紅色の花を咲かせます。 6月~7月頃、直径1cmほどの球形の赤い実をみのらせ、 新緑とのコントラストが非常に美しいです。 [ニワウメ 庭植えの育て方] ■栽培条件と品種の選び方 ・栽培条件...
View Articleスモモの育て方 庭植え|剪定と摘果がおいしい果実栽培のコツ
スモモが鈴なり スモモはモモの仲間ですが、 モモよりも小さくて酸味が強く、 爽やかな味が魅力のフルーツです。 セイヨウスモモはプルーン、 日本スモモはプラムのことを指します。 ここでは、日本スモモ(プラム)の育て方について、 ご説明していきます。 スモモは酸味がやや強いため、 酸味が苦手な方はジャムやシロップ漬にすると、 おいしく食べられます。 また、完熟スモモは本来甘いのですが、...
View Articleスモモの育て方 鉢植え|花の季節は室内で栽培
スモモ、大樹にもできる スモモは皮ごとかぶりついたときの、 さわやかな酸味が魅力的な果物です。 酸味が強いのですっぱいというイメージが強いスモモですが、 実はモモやブドウよりも糖度が高いのです。 市販のスモモは完熟する前に流通させているため、 酸味が強いですが、家庭果樹園なら完熟させることができるので、 酸味がなくなった甘いスモモを味わうことができます。 花も美しく、良い香りで楽しめます [スモモ...
View Articleスモモの実がならない理由は?
スモモ、色がきれいに変わって行きます スモモが大きく育ち、花が咲いたのに実がならない、 スモモの実が付かなかった理由は何でしょうか? ■スモモの実がならない理由は? 1.受粉ができていない ニホンスモモはほとんどが自家不結実性です。 1本では結実せず、花が咲いても実がなりません。 花粉が多いサンタ・ローザと、 開花時期が近い大石早生やソルダムなどの組み合わせで、...
View Articleスモモの種類
スモモは、小さな桃の形をしています 桃と同じ品種だと思われがちですが、違う品種になります。 スモモは、バラ科サクラ属、桃は、バラ科モモ属です。 スモモにはたくさんの種類があり、 収穫時期や色・形、味わいにそれぞれ特徴があります。 ■スモモの種類 ・大石早生(おおいしわせ) 日本で最も多く栽培されている品種です。 真っ赤に熟し、果頂部が少し尖った、 桃を小さくしたような形をしています。...
View Articleアンズの育て方 庭植え|人工授粉で結実を確実に栽培
アンズの結実 アンズ(杏)は平安時代から日本人に親しまれてきました。 原産地の中国では、タネが漢方薬の材料として利用されています。 淡紅色の花は3月下旬に開花し、梅に次いで咲く早春を告げる花です。 果実はジャムや果実酒、ドライフルーツに加工されますが、 完熟した果実は生食してもおいしいです。 アンズ酒は、香りが良く美味 [アンズ 庭植えの育て方] ■栽培条件と品種の選び方 ・栽培条件...
View Articleアンズの育て方 鉢植え|剪定で収穫を増やす
アンズの豊かな実り アンズ、愛らしく良い香り アンズは英語名をアプリコットといいます。 アンズは生食用では市場にあまり出回りません。 このように、なかなか売っていない果実を、 生で食べられるのが、家庭果樹栽培の醍醐味ですね。 アンズは自家受粉しますが、 ウメやモモ、スモモなどをそばに植えておくと、 さらに実つきが良くなります。 アンズの花は美しいので、 鉢植えにすると屋内で花と香りを楽しめます。...
View Articleアンズ 実がならない
アンズの実、いい香りです ■アンズ 実がならない 1.花が咲かない アンズの実がならない理由の1つとして、 花が思うように咲かないということがあります。 花付きが悪くなる原因はいくつかありますので、 あてはまるものがある場合は、原因を解消してあげましょう。 ・日照不足 アンズは日当たりの良い場所を好みます。 高い建物や壁があることで日照が制限される場所では、 花付きが悪くなることがあります。...
View Articleモモの育て方 庭植え|仕立て方と剪定で糖度アップ!
モモ、マメな手入れで大収穫 モモ(桃)は、「たのしいひな祭り」の歌詞にもあるように、 早春に愛らしい花を咲かせる果樹です。 果皮に毛が生えているものをモモ、 毛が生えてないものをネクタリンと2種類に分けています。 さらに、果肉の色によっても分けられます。 果肉が白い白肉種と、果肉が黄色い黄肉種があります。 ネクタリンには黄肉種が多いです。 寒さに強く、休眠期にはマイナス15度の、...
View Articleモモの育て方 鉢植え|完熟モモは自家栽培のおいしさ
モモが育っていくのは嬉しい モモの花も楽しめる モモは、果皮に毛が生えていて、 毛が生えていないネクタリンと栽培方法は、全く同じです。 モモは乾燥には強いですが、過湿には弱いので、 水はけの良い土に植えるのがコツです。 モモは完熟するとたいへん軟らかく傷みやすく、 流通に耐えられないので、完熟モモは市販されていません。 完熟したモモを口にできるのは自家栽培された方の特権です。 [モモ...
View Articleヤマモモを早く収穫する方法
ヤマモモは生育が旺盛です ヤマモモは、日本や中国が原産の常緑高木です。 関東地方よりも西の地域で自生しています。 樹勢が強く、放置しておくと巨木になってしまいます。 枝を広げていく開心自然形仕立てで、樹形を整えます。 ヤマモモは根に窒素を固定させる根粒菌がつくので、 肥料成分中で窒素分は控えめにします。 ヤマモモの実は、深い赤色になると自然落果します。...
View Articleヤマモモの育て方 庭植え|2本植えで、交互に収穫!
ヤマモモの愛らしい実 ヤマモモは、千葉県以西の太平洋側の山地に自生していて、 樹姿がよいため、庭木や街路樹などによく植えられています。 寒さには比較的弱いですが、暖かい地方なら、 丈夫でやせ地の酸性土壌でもよく育つため、 ほとんど手がかかりません。 雌花を咲かせる樹と、雄花を咲かせる樹があるので、 実を収穫するためには両方の株を混植しなければなりません。 また、ヤマモモは隔年結果が多く、...
View Articleヤマモモの肥料は?
おいしい実をつけたいです ヤマモモは雌木品種です。 確実に受粉させるには、雄木も一緒に入手して一緒に栽培します。 ヤマモモは剪定をしないで放置しておくと、隔年結果になります。 しかし実の数が大変多いので、摘果はむずかしくなります。 実つきのよい年に実がついた枝ごと切り落とし、減らしていきます。 実の色が緑色から暗紫色に変化すると成熟したサインです。...
View Articleヤマモモの育て方 鉢植え|適切な摘果と栽培で毎年収穫
ヤマモモの結実 ヤマモモは、名前に"モモ"がつきますが、 ヤマモモはヤマモモ科、モモはバラ科で、 この2つは全くの別植物です。 よく見ると果実の形が全然違いますよね。 ヤマモモの果実は甘酸っぱく、生で食べるほかに、 ジャムや果実酒などに利用されています。 ヤマモモには雌木と雄木があるので、2本植える必要があります。 開花期には、受粉しやすいように軒下に移動するか、 雨よけをするとよいでしょう。...
View Articleリンゴの育て方 庭植え1|収穫量アップと栽培ポイント
リンゴの結実 リンゴ(林檎)は、旧約聖書のアダムとイブでおなじみの通り、 古くから食用として利用されてきました。 一説では、ヨーロッパでは4000年以上前から 栽培していたとされています。 皮の色により、赤リンゴと青リンゴに分けられます。 違いは果皮の色だけで、栄養成分や、 ポリフェノールなどの身体に有用な 機能性成分などには差がありません。 「蜜」入りのリンゴの「蜜」は、葉で作られたでんぷんが、...
View Article