ウメの育て方 鉢植え|仕立て方で高収穫に栽培
ウメは古来からサクラと並んで、 早春を告げる花として、日本人に親しまれてきました。 梅干などに利用できる実ウメが人気ですが、 実ウメの中にも花が美しい品種も多いです。 ウメには、自家受粉できる品種と、 自家受粉しにくい品種があります。 スペースの都合上、庭に2品種植えられない場合は、 花粉の多い甲州最小や竜峡小梅などの小梅型を、 鉢植えにして、受粉樹にすることもできます。...
View Articleサクランボの育て方 庭植え|仕立て方と剪定に気を配り栽培
サクランボ、見ても食べても楽しめる サクランボは別名を桜桃(おうとう)ともいいます。 太宰治の小説『桜桃』でも有名ですね。 サクランボといえば山形が有名ですが、 東北地方中部以北などの寒冷で春に雨の少ない気候を好みます。 暖かい地方でも育てられますが、 巨木化して実をつけにくくなるので、 小さく育てる鉢植えの方が適しています。 [サクランボ 庭植えの育て方] ■栽培条件と品種の選び方 ・栽培条件...
View Articleサクランボの育て方 鉢植え|おいしい実は隔年収穫で栽培
サクランボ、食べごろ♪ サクランボの花から実の付き方がわかります サクランボはリンゴほどではありませんが、 涼しい気候を好みます。 関東以南の暖かい土地で栽培すると、 大木になりやすいので、 鉢植えの方が栽培しやすいです。 [サクランボ 鉢植えの育て方] ■植え付け時期と場所 ・植え付けと管理 苗木は3月に、6~9号鉢に植え付けます。 サクランボの根は過湿に弱いので、...
View Articleサクランボ 肥料の時期は?
佐藤錦の実り サクランボ、見ているだけで愛らしい果物ですが、 栽培は、意外と難しく上級者向けです。 繊細で病害虫に弱いことと、 天敵である鳥に食べられてしまいますので、 管理がとてもたいへんなんですね。 だからこそ収穫できたときの嬉しさも大きいです。 「難しいからこそ面白い」ということで、 挑戦する家庭菜園者さんたちも多くいます。 花も品がありますね ■サクランボ 肥料の時期は?...
View Articleサクランボの誘引は?
サクランボは、一般的に開心自然型や扇状型に仕立て、誘引します [サクランボの誘引は?] サクランボの木は、剪定や誘引などをせず、放任すると、 伸びたいだけ伸びて、どんどん大きくなってしまいます。 上へ上へ伸びてしまっては、手入れがしにくくなってしまいますし、 花が先端にしか咲かないなど、不都合が出てきます。 花や実を楽しむのであれば、剪定は不可欠な作業ですが、...
View Article佐藤錦の育て方
育て方がやや難しい佐藤錦 [佐藤錦の育て方] ■暖地では育てにくい品種 サクランボの品種として人気のある佐藤錦ですが、 佐藤錦が好む温度は、年間平均気温が7度以上14度以下と言われます。 耐寒性はあるのですが、夏に涼しい気候を好むため、 暖地では栽培が難しいとされています。 暖地に植え付けたからといって、すぐに枯れるわけではありません。 佐藤錦は休眠から覚めるまで、...
View Articleナツミカンの育て方 庭植え|大きな果実をたくさん栽培できる
ナツミカンの結実 ナツミカン(夏ミカン)は日本原産のカンキツ類で、 ナツダダイやナツカンとも呼ばれています。 樹勢が強く、毎年実をつけ、病虫害にも強く、 育てやすいカンキツ類です。 しかし耐寒性はウンシュウミカンよりやや劣るため、 庭植えは関東地方南部以西となります。 果実が多く収穫できるため、 1本あれば生で食べるほかにも、 マーマレードやお菓子に利用でき、 重宝する果樹です。 [ナツミカン...
View Articleナツミカンの育て方 鉢植え|寒い地域は鉢栽培で収穫
ナツミカン、たわわに実る ナツミカン、まだ青いころ ナツミカンは冬越しをして成熟する晩生種のため、 寒い地方で冬越しが難しいなら鉢植えで育てましょう。 ナツミカンは実が大きいですが、 鉢植え栽培でもしっかり収穫ができます。 [ナツミカン 鉢植えの育て方] ■植え付け時期と場所 ・植え付けと管理 3月~4月に、赤玉土(小)6:腐葉土3:川砂1などの、 混合用土に植えつけます。...
View Articleハッサクの育て方 庭植え|アマナツと栽培しておいしい実を
ハッサクの豊かな実り ハッサクの花 ハッサク(八朔)は、江戸時代末期に広島県で発見されました。 果汁は少ないのですが、甘みの強いカンキツ類です。 歯ざわりの良い肉質がたいへん人気です。 [ハッサク 庭植えの育て方] ■栽培条件と品種の選び方 ・栽培条件 ハッサクは樹勢が旺盛で成育が早く、大木になりやすいのが特徴で、 カンキツ類の中では、栽培に広いスペースが必要となります。...
View Articleポンカンの育て方 庭植え|寒さに弱いため、早生種を栽培
ポンカンの結実! ポンカンはウンシュウミカンより大きく、 酸味が少なく、特有の風味があります。 皮と実の間に隙間があり、むきやすいのが特徴です。 ポンカンはインド原産のため、ウンシュウミカンに比べ、 寒さにやや弱く、栽培適地は関東南部以西です。 樹勢が強く、枝をほうきのように広げてよく育ちます。 直立性ですが、成木になるとやや円筒形となります。 では、ポンカンの庭植えの育て方をご紹介しましょう。...
View Articleイヨカン(伊予柑)の育て方 庭植え|強剪定を控えて栽培
イヨカンの結実 イヨカン(伊予柑)は、タンゴール類の果実です。 タンゴール類は、ミカン類とオレンジ類を交雑したもので、 イヨカンのほかにはキヨミなどがあります。 イヨカンはウンシュウミカンよりも樹勢がやや弱く、 耐寒性も劣りますが、実つきが良く、 1本でもよく結実して、たくさん収穫できます。 [イヨカン 庭植えの育て方] ■栽培条件と品種の選び方 ・栽培条件 イヨカンは、ウンシュウミカンより、...
View Articleイヨカン(伊予柑)の育て方 鉢植え|寒地でも栽培できる
イヨカン、いよいよ収穫 イヨカンの苗 イヨカン(伊予柑)は、カンキツ類の中でも、 比較的育てやすいとされています。 山口県で発見された果樹ですが、 伊予の国(愛媛県)で多く栽培されています。 イヨカンなどのタンゴール類は、 ミカン類とオレンジ類を交雑したものです。 オレンジ類のさわやかな香りと、 ミカン類の食べやすさの両方の性質を兼ね備えています。 [イヨカン 鉢植えの育て方]...
View Articleキシュウミカンの育て方 庭植え|剪定に強弱をつけて栽培
キシュウミカンの結実 写真と商品提供 C)土っ子倶楽部 キシュウ(紀州)ミカンは、 ウンシュウミカンより少し小ぶりで種があり、 酸味が少なくて甘くさわやかな香りが特徴です。 また、乾燥した皮は「陳皮(ちんぴ)」といい、 七味唐辛子の材料になります。 丈夫で育てやすく、鉢植えにも適しています。 品種には、やや大玉の「平紀州」、 種のない「無核紀州」などがあります。 [キシュウミカン 庭植えの育て方]...
View Articleウンシュウミカンの育て方 庭植え|品種選び、剪定で毎年収穫
ウンシュウミカン、色づく ウンシュウミカン、まだ青い実 ウンシュウ(温州)ミカンは、日本を代表するカンキツ類で、 温暖な日本の気候に適した果樹で多く栽培されています。 カンキツ類の中でも比較的寒さに強いほうなので、 関東地方より北であっても、 太平洋岸の温暖な地域では栽培することができます。 とはいえ、栽培適地は、房総半島以西の太平洋岸の暖地です。 ウンシュウミカンは樹高約3mの常緑樹なので、...
View Articleウンシュウミカンの育て方| 鉢植えならではの普通種を栽培
ウンシュウミカンの実り ウンシュウミカン、青い実も美しい ウンシュウ(温州)ミカンは、 カンキツ類の中でも寒さに強いほうですが、 栽培適地は関東以西となります。 1年おきに実つきが悪くなる隔年結果を防ぐため、 庭植えの場合、風味・味共に普通種より劣る、 早生種を栽培するのが一般的です。 一方、鉢植えなら寒冷地でも普通種の栽培が可能です。 [ウンシュウミカン 鉢植えの育て方] ■植え付け時期と場所...
View Article福原オレンジの育て方 庭植え|大きな果実に栽培するコツは?
福原オレンジ、食べるとやみつきに 福原オレンジ(フクハラオレンジ)は明治期に千葉県で発見された、 ジョッパオレンジの変種で、たいへん人気があります。 園主の名にちなんで福原オレンジと命名されました。 果皮はやや厚く、果汁が豊富で、 甘味と酸味が多く、特有の芳香があります。 オレンジ類にはこの福原オレンジ以外にも、 ネーブルやバレンシアなどがありますが、 一般的にオレンジ類はウンシュウミカンなどと、...
View Articleネーブルオレンジの育て方 庭植え|夏と冬の栽培管理がコツ
ネーブルオレンジの結実 ネーブルオレンジの大敵 ネーブルオレンジは、果頂部に"へそ"があるのが特徴です。 果肉は甘く、香りがいいですが、皮はむきにくいです。 ネーブルオレンジの庭植え栽培は、 夏の遮光と冬の防寒対策がポイントです。 [ネーブルオレンジ 庭植えの育て方] ■栽培条件と品種の選び方 ・栽培条件 ネーブルオレンジは高温で雨の少ない気候を好みます。 ウンシュウミカンの栽培が可能な地域で、...
View Articleブッシュカン「仏の手」を育てて開運できます
ブッシュカン、(仏手柑、Buddha's hand)おもしろい形で、 果実からは良い香りがします。 果実の先が手の指のように見えるところから、 「仏陀の掌」「フィンガード・シトロン」、 などと命名されました。 10~11月になると、関東から九州地方では、 ブッシュカンが、実り始めます。 ブッシュカンは、ミカン科ミカン属の常緑樹です。 ブッシュカンは、インド東北部が原産です。...
View Articleスダチ・カボスの育て方|7月に間引き剪定して栽培
スダチの実 カボスの実 スダチ・カボスはすっぱい酢ミカン類で、 料理に添えられ風味を味わいます。 スダチもカボスも耐寒性は比較的高く、 カボスは関東より西の地域で、 スダチは東北南部以西で庭植えが可能です。 カボスはユズの近縁種で、大分県の特産です。 果実は緑果で、100~150gになります。 スダチは徳島県の特産です。 果実は黄色く色づき、1果は30~40gと、 カボスよりやや小さいです。...
View Articleキンカンの育て方 庭植え|3月上旬に剪定して栽培
キンカンの結実 キンカン(金柑)は中国原産のカンキツ類です。 丈夫でよく育ち、低木性なので家庭栽培に向いています。 キンカンの実はビタミンC、B1、B2が豊富で、 カンキツ類のなかで最も栄養価が高いといわれています。 果実はハチミツ漬けや甘露煮などにします。 古くから、のどの痛みや咳止めに効果があるとされてきました。 キンカンはウンシュウミカンと同程度の耐寒性がありますが、...
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