マルメロの育て方 鉢植え|品種選定で人工授粉なしでも結実
マルメロの果実 マルメロの実はよい香りがするので、 室内に飾ると部屋がさわやかな香りにつつまれます。 また、花も美しいので、観賞用の鉢植えに向いている果樹です。 マルメロは自分の果実だけでは実をつけにくいですが、 スミルナなどの品種では、1本でも結実します。 ただし、他の種類のマルメロの花粉を、 人工授粉してあげたほうが、よく実がなります。 [マルメロ 鉢植えの育て方] ■植え付け時期と場所...
View Articleマルメロとカリンの違いは?
マルメロの花 マルメロの果実 マルメロは中央アジアが原産のバラ科の耐寒性落葉果樹です。 ナシ亜科に属している、西洋ナシやリンゴやボケなどは、 近縁にあります。 黄橙色の果実は、甘酸っぱさと芳香が持ち味で人気があります。 生食としてそのまま食べずに、 加工した方がマルメロの良さを楽しめます。 ジャムやジュースや果実酒のほか、 さまざまな加工品を味わうのもよいものです。...
View Articleカリンの育て方 庭植え|剪定での切り戻しがポイント
カリン、いよいよ色づいてきました カリンの花も可憐 カリン(花梨)は中国原産で、バラ科の落葉高木です。 ぺルシャ原産のマルメロとよく似ていますが、 果皮の表面に毛が生えているのがマルメロで、 カリンは毛が生えていません。 カリンは、"お金はカリン(借りん)"に通じ、 表の庭に植えるとたいへん縁起が良いとされています。 [カリン 庭植えの育て方] ■栽培条件と品種の選び方 ・栽培条件...
View Articleカリンの育て方 鉢植え|初夏に針金をかけて栽培
カリンのまだ青い実 カリンのつぼみ カリンは4季おりおりの姿が美しい果樹です。 カリンは生のままでは固くて食べられませんが、 カリン酒、ジャム、蜂蜜漬けにすると美味です。 カリンの実には、"カリンポリフェノール"という成分が含まれていて、 昔から咳止め、痰、のどの炎症を鎮める効果があるとされてきました。 のど飴にもカリンエキスが入っているものもあります。...
View Articleカリン 種からの育て方
カリンは、果実から採った種を育てることができます、 ただし、花が咲くまで8年くらいかかります(画像:季節の花300) 実が収穫できるまでは、10年以上かかると言われています。 発芽し育てば幸いという気持ちで試してみることをお勧めします。 [カリン 種からの育て方] ■種の採取 カリンの実から、スプーンなどを使って 種を傷つけないように、取り出します。...
View Articleカリン 盆栽の育て方
カリンは果樹として昔から人気のある木ですが、 盆栽でも楽しむことができます 小さな盆栽に、大きな実がついている姿も面白く、 カリンの樹皮もとても魅力的です。 年月が経つと、カリンの樹皮は鱗のようにはがれていくため、 独特の模様を出してくれるようになります。 また、春にはピンク色の花を咲かせるので、 1株で3度も見どころのある盆栽となります。...
View Articleカリンの食べ方は?
「カリン」というとどんなイメージがあるでしょうか? 「のど飴」や「シロップ漬け」を思い浮かべるかたもいますね。 カリンの旬の季節は10月~11月頃です カリンの果実に含まれているアミグダバリンという成分が、 咳や痰、ぜんそくなどの、のどの炎症によく効きます。 また、インフルエンザの予防にも効果的だといわれています。 ■カリンの食べ方は? 1.カリンの選び方 カリンのおいしい食べ方の前に、...
View Articleセイヨウナシの育て方 庭植え|摘果を2回に分けて栽培
セイヨウナシ、木も美しい セイヨウナシ(西洋梨)が日本に伝えられたのは、 意外と古く、明治初期だったといわれています。 しかし、日本の気候があまり適していなかったため定着しませんでした。 今でも主な産地は東北や信越地方などの寒冷地に限られています。 日本ナシは樹上で完熟させてから収穫しますが、 セイヨウナシは収穫後の追熟が必要です。 追熟は、冷蔵庫に入れることで中断することもできます。...
View Articleナシの育て方 庭植え|棚仕立てで収穫量を高める栽培
ナシ畑 ナシの花もきれい ナシといえば、リンゴのような形のアジア系ナシと、 いわゆる洋ナシ型のセイヨウナシ、中国ナシに分類されます。 ここでは、以前から日本で栽培されてきた、 アジア系ナシの栽培方法についてご説明しています。 アジア系ナシはもともと日本の中部地方以南に自生していた、 ニホンヤマナシを改良したものです。 そのため、日本の多湿な気候に順応した果樹です。...
View Articleナシの育て方 鉢植え|樹上で完熟させてから収穫!
ナシ、日本ならではのみずみずしさ 日本ナシはその名のとおり日本が原産なので、 日本の気候にたいへん良く合っています。 熟すにつれて糖分が増えるので、 皮の色がよく出てから収穫するとよいでしょう。 もともと貯蔵が効かない幸水、新水、長十郎、愛甘水は、 気温の低い早朝に収穫すると新鮮でみずみずしく美味です。 新興は保存が効き、冷暗所で保存すればお正月までもちます。 [ナシ 鉢植えの育て方]...
View Articleナシ かかりやすい病気は?
ナシ、元気に育ってほしいですが ナシは日本の気候に適しているため育てやすい果樹ですが、 品種によっては栽培が難しいものもあります。 豊水や幸水といった赤ナシが家庭菜園では、育てやすく人気です。 ■ナシ かかりやすい病気は? 比較的全国どこででも栽培されているナシですが、 病気に弱い作物ですので栽培するときには注意が必要です。 かかりやすい病気と対策を、...
View Articleナシの剪定方法
ナシを家庭で栽培したいですね ■剪定とは そもそも剪定は、どうして必要なのでしょうか? ナシなど、大木に育つ樹は、 剪定をせずに放任して栽培すると樹が大きくなりすぎ、 管理や収穫に手間がかかります。 剪定することにより、樹高を抑え、 場合によっては枝を誘引して、 管理しやすいように仕立てます。 また、不必要な枝を切ることにより、 日当たりと風通しがよくなり、樹が健康になり、...
View Articleザクロの育て方 庭植え|剪定をしっかりするのが栽培のコツ
ザクロ、果樹としても美味 ザクロ(石榴)は、光沢のある葉や赤い花が美しいため、 庭木として人気が高く栽培しやすい果樹です。 また、挿し木などで簡単に増やすことができ、 よく実もつくため、家庭栽培向きです。 反面、樹勢が強いため、枝が伸びすぎないように, 剪定をしっかり行うことが、管理のポイントとなります。 ザクロの果実は、生食のほかに、 果実酒やジャムなどに加工して利用されます。 [ザクロ...
View Articleザクロの育て方 鉢植え|一才物なら栽培と収穫が楽!
ザクロの花や実の色が変わっていくのもきれい ザクロは花や葉が独特の美しさで、 とても栽培しやすいので、人気があります。 また、数年前には、ザクロの果汁に、 女性ホルモンのエストロゲンに似た成分が含まれると、 大きなブームになりました。 一才ザクロなら、早く収穫できるようになります。 (一才物とは、1年以内に開花、収穫できるように改良した品種のことです) [ザクロ 鉢植えの育て方]...
View Articleイチジクの育て方 庭植え|オイリング作業で収穫を早めて栽培
イチジク、シンボルツリーとしても人気 イチジクは、花を咲かせずに実をつけるとされ、 「無花果」という漢字を当てられていますが、 実際には目立たないですが花を咲かせています。 日本には江戸時代初期に伝わりました。 挿し木で簡単に増やせ、栽培に手間がかからず、 実つきもよいことから、広く植えられるようになりました。 イチジクの実には、ビタミンだけでなく、...
View Articleイチジクの育て方 鉢植え|冬でも屋外で栽培、摘果は早めに
イチジク、無花果と書くが小さい花が咲く 無花果と生ハム、ドレッシングなどで食べると美味 イチジクは和名を「無花果」と書くように、 花がほとんど目立たないため、突然実が大きくなるように見えます。 無花果は聖書にも登場するほど古くから、 人々に愛され食べられていた果物です。 木で十分に熟した果実は甘くておいしいのですが、 青いうちにとって追熟してもおいしくありません。...
View Articleクリの育て方 庭植え|冷蔵庫で保存して甘味アップ!
クリ、収穫間近 クリ(栗)は、日本人に親しまれている果実です。 縄文時代から栽培されているといわれています。 中国グリ、日本グリ、ヨーロッパグリ、アメリカグリの、 4種類が代表的な品種です。 日本グリは料理や菓子の材料として広く利用されています。 中国グリは日本グリと比べて小さいですが、渋皮が剥けやすく、 甘味が強く、焼き栗(天津甘栗)として輸入されています。 [クリ 庭植えの育て方]...
View Articleクリの育て方 鉢植え|日当たりの良い場所で栽培を
クリ、まだ若いイガ クリ、いよいよ食べ時 クリ(栗)は縄文時代から栽培されていて、 さらに日本全国で栽培できることもあって、 日本人にはとてもなじみ深い果物です。 クリは非常に日当たりと肥沃な土壌を好むので、 日が当たらなかったり、水不足、肥料切れなどを起こすと、 生理落果が起こるので、注意しましょう。 [クリ 鉢植えの育て方] ■植え付け時期と場所 ・植え付けと管理...
View Articleクルミの育て方 庭植え|実がついたら剪定方法を変えて
クルミの実 クルミ(胡桃)は、冷涼で雨の少ない気候を好み、 日本の夏の高温多湿は苦手です。 日当たりをたいへん好みますが、 真夏の強い日差しや高温には弱いので、 日よけの工夫をして防いであげましょう。 植え付けから5~6年で実をつけます。 [クルミ 庭植えの育て方] ■栽培条件と品種の選び方 ・栽培条件 東北地方以南の、霜害、凍害がなく、 夏に冷涼で雨の少ない地域が栽培に適しているため、...
View Articleクルミの育て方 鉢植え|雨を除け寒さにあてるのが栽培のコツ
クルミ、もうすぐ食べごろ クルミは日本でも自生していて、 古くから馴染みのあるナッツの一つです。 紀元前7000年前から人類が食用としていたとも言われ、 日本では縄文時代から食べられていたようです。 「姫グルミ」「鬼グルミ」「信濃グルミ」、 などが育てやすいです。 クルミは雄花と雌花の咲く時期がずれているため、 「豊笑」「清香」などを受粉樹とするとよいでしょう。 1鉢に2~3果が、収穫の目安です。...
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